Googleリーダーからの移行先候補として「Digg Reader」を少し試してみた。

Googleリーダーのサービス終了まであと残り僅かとなりましたが、
どこもギリギリでサービスをリリースしたり
何かが足りなかったりと完璧と思えるものに出会えず、
最終的にどこに移行するののがまだ決めきれていません。

というわけで今回は最近ベーター版として公開されたばかりの
diggDigg Reader」を少しだけ試してみました。


Announcing Digg Reader


利用開始するためにはDigg Readerのトップページから
メールアドレスを入力して招待メールが来るのを待つ必要があります。
メールはだいたい2日程度で送られてくるようです。

メールが送られてくればあとは本文中にあるURLを表示し、
Googleアカウントのアクセス承認をすればRSSフィードのインポートは完了です。
私の場合は70秒ほどでインポートされました。


デザインは「Feedly」とは逆にとてもシンプルで
長年Googleリーダーを使っていたユーザーには親しみやすいかもしれません。

ただ大きな欠点として,
初めにDigg Readerを表示した時に、全て既読状態にされてしまったのかと思ったのですが
どうやらこれは左のフィード一覧表示に未読数が表示されないようで
どれが既読でどれが未読が一覧表示では全く分からず、とても使いづらいです。
大量のフィードを管理するRSSリーダーの使い勝手に直接影響するので、
早急に対応していただきたい課題と言えそうです。


「Feedly」と比較して「Digg Reader」が優れていると感じる部分は
まずは先程も描きましたが、そのシンプルさです。
Googleリーダー以上にシンプルなので
もう少し凝ってもいいんじゃないかと思えるほどシンプルなデザインになっているのですが
Feedlyがすこしごちゃごちゃしていると感じていたので好印象です。

そして「Feedly」を利用開始した時からの不満点として
Feedlyはアルファベット順や未読順にしかフィード一覧の表示が選べないようなのですが、
Digg Reader」はGoogleリーダーの(左の)フィード一覧の順番をほぼそのままインポートして表示してくれます。

これはGoogleリーダーを長年利用していて
このブログはこのあたりに表示されている、という慣れと感覚をそのまま継続できるので
Feedlyと比較した時の大きなメリットだと思います。
Feedlyも日々改良中なので出来れば同様のソート表示に対応して欲しいところです。

あと他の方が指摘していて気付いたのですが
記事を既読にはできるものの、逆に未読状態にするボタンが見当たりません。
これもRSSリーダーとしての最低限の機能の一つだと思いますので早期の実装を望みます。


このように、良いところ悪いところがある他に細かい動作の不具合があるものの
ベータ版ということで、これから少しずつ改善されていくことで有力な選択肢となりそうです。
問題はGoogleリーダーのサービス終了まで時間が残されていないということですが・・・。

Android版のDigg Readerアプリのリリースも待たれるところです。