最近、期間限定dポイントの消化が少しやりやすくなった話。

ケータイを利用すると貯まるポイント、
ドコモユーザーは従来は「ドコモポイント」を貯めていましたが
2015年に「dポイント」としてリニューアル

それに伴い「Tポイント」や「ポンタ」と同じく共通ポイントとなった「dポイント」は
ドコモユーザーはもちろん、ドコモを使ってない人でも「dポイント」を貯めたり使ったり出来るようになりました。


「dポイント」は2つある

この「dポイント」、実は2種類あって
通常の「dポイント」と「dポイント(期間・用途限定)」が存在します。

ケータイの利用で貯まるのは「dポイント」(以下、通常dポイント)なのですが、
キャンペーン等で一気に貯まることが多いのは
「dポイント(期間・用途限定)」(以下、期間限定dポイント)になります。

この「期間限定dポイント」が厄介な存在で
まず有効期限として3ヶ月程度で期限切れになってしまいます。

次に用途限定と記載があるように「通常dポイント」とは違い
ポイントの利用先が限定されています。

具体的にはケータイの利用料金やデータ通信量の購入に使うことは出来ません。
dカードプリペイド」にチャージして利用することが出来ません。


そのため従来はドコモのオンラインショップで端末を購入する時に上手く使うか
「dデリバリー」でピザかなにかを注文して使うくらいしか消火方法が無く、
せっかくの数千ポイントも使い勝手が悪く、長らく微妙な存在でした。

それが2018年になって徐々にですが大きく環境が改善されました。

この記事では、おすすめの「dポイント」の消化方法を取り上げます。


dポイント加盟店で使う

基本のポイント利用の1つ

代表的な店舗としてローソンやマクドナルドなどがありますが
dポイント加盟店はひっそりと加盟店が増え続けているので意外と近くの店で使えたりします。

タワーレコードマツモトキヨシなどの薬局、
イオンシネマ東急ハンズジョーシンなど

個人的にはジュンク堂で使えるのが便利だと思います。

街のお店でつかう|d POINT CLUB


d払いでネットショッピングで使う

従来、ドコモケータイでオンライン決済を利用する時には
「ドコモケータイ払い」と「dケータイ払いプラス」という
とても分かりにくい名前の2種類の決済方法がありましたが
現在は「ドコモケータイ払い」は「ドコモ払い」に、「dケータイ払いプラス」は「d払い(ネット)」に変更になりました。

2つの違いですが、簡単に言うと
「d払い(ネット)」の方は「dポイント」を利用することが出来る特徴があります。

つまり決済方法が「d払い(ネット)」に対応しているネット通販サイトでは
溜まっているdポイントを消費してショッピングをすることが出来ます。

利用できる通販サイトは、タワーレコード無印良品ネットストア、
アニメイトオンラインショップやひかりTVショッピング、NTT-Xなど

従来は対応サイトが本当に少なかったのですが
これでも増えたほうです。

おすすめは12月に対応スタートしたアマゾンでの利用です。

単純に「d払い(ネット)」で決済してもポイントが貯まるので
キャンペーン等を利用すれば普通にクレジットカードで買い物をするよりお得になる場合も。

ただし「dポイント」を消化して「d払い(ネット)」決済する場合
事前に設定が必要なので注意が必要になります。



d払いで使う

こちらは「d払い(街のお店)」での利用です。

4月より提供が開始された「d払い(街のお店)」は、
いわゆる「QRコード決済」「コード決済」などと言われる決済方法の1つで
当初は利用できる店舗が少なく身の回りで使える場所を探すのも苦労するため
サービスが始まっても実質使えサービスでしたが
最近のコード決済ブームに従ってこちらも少しずつ利用できる店舗が増えてきました。

9月にはローソンで利用できるようになった他(ローソンはdポイント加盟店なのでdポイントカードも使えます)、
12月にはファミリーマート、ポプラなどのコンビニでも使えるようになりました。

他にはタワーレコードやウエルシアなどの薬局、
earthやメガネスーパーなどがあります。

チェーン店では無い小規模な店舗でも意外なところが対応していたりするので
d払いの公式サイトで地図検索してみると面白いかも知れません。

今後、クレジットカードや非接触ICカードが使えないような中小規模の店舗でも
「d払い」が使えるようになることに期待しています。

d払いが使える街のお店をさがす|dポイントがたまる・つかえるスマホ決済!



ドコモオンラインショップで使う

ドコモの公式オンラインストアである「ドコモオンラインショップ」での利用です。

従来からあるスマートフォンや充電器などのアクセサリー購入と何が違うの?と思うかも知れませんが
最近「dポイント」に関連する大きな変更がありました。


実は10月頃より「ドコモオンラインショップ」にて
「dポイント」を使用して「App Store & iTunesギフトカード」の購入が解禁されました。

従来はスマートフォンなどの購入には「dポイント」を使って購入することが出来ましたが
App Store & iTunesギフトカード」は対象外で「dポイント」を使用することが出来ませんでした。

それが今年10月頃に「dポイント」が使用できるようにリニューアル!

何故かあまり大きく報じられていないので
「dポイント」を利用できることをまだご存じない方も多いかも知れません。

額面は「500円」「1,500円」「3,000円」「5,000円」「10,000円」の他、
自由に1円単位で指定できる「バリアブル」もあります。


これが非常に便利で、
『「期間限定dポイント」が溜まってるけど利用期限が迫っている、でもポイント利用できる店舗で欲しいものが今無い!』という場合に
とりあえず「ドコモオンラインショップ」でバリアブルの「App Store & iTunesギフトカード」を購入しておけば
1円単位で「期間限定dポイント」をムダにすること無く利用期限のないiTunesの残高に追加することが出来ます。

普段から「dポイント」を貯めている人なら
頭の片隅にでもこの存在を覚えておくといつかポイント利用に困った時に役立つはず。

欠点としてはドコモオンラインショップでは「Google Play ギフトカード」を現在取り扱っていないため
Android端末ユーザーなど、iPhoneiPadユーザーではない人、iTunesも利用しない人には使いづらいこと、でしょうか。



「dポイント」を含めサービス間でのポイント還元競争が繰り広げられる昨今、
上手にポイントを貯めて、無駄なくポイントを使いたいものですね。