NTT docomo「dstick01」が届いたので簡単にレビューしてみる。(第2回目)

始めて「dstick」の電源を入れると
まずは手元のスマートフォンで「dリモコン」アプリのダウンロードを促され、
「dsitck」本体とのBluetooth接続を開始します。


こちらは基本的には指示にしたがってアプリを起動するだけで
勝手にペアリングされてスマートフォンをリモコンとして使えるようになるので
特に不慣れな人でも難しいことは無いと思います。
(1度目に起動した時は画面が進まなかったのでUSBケーブルを繋ぎ直したら上手くいきました。)

次は「dstick」がインターネットに接続するためにWi-Fi接続設定を行います。
こちらは流れに沿って操作すればアプリを起動したスマートフォン上でアクセスポイントを選択、
そのままパスワード入力して接続という流れになります。

しかし自分の環境では何度やってもこの流れでは接続できず、
一度、詳細設定というリンクをクリックして「dstick」を接続したテレビ画面上で
アクセスポイントを選択すれば一度で接続できました。
自分の環境が特殊なのか、何か操作を間違っていたのか、バグなのかは不明です。


これで準備は全て完了です。


メイン画面はこんな感じ。

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左上に日付、右側にWi-Fiの接続状況が表示され
さらに右側には対応サービスである「dビデオ」、「dアニメストア」、「dヒッツ」
そして「SmartPlay by Twonky」のリンクがあります。


私は「dアニメストア」を契約しているので3サービスの中ではアニメストアしか利用していませんが
画面表示は「dstick」に最適化されているわけではなく
スマートフォンなどで閲覧した時とほぼ同じで正直見づらいです。

「dstick」事態がdocomoにしては異例なほど早く開発してリリースまでしている製品なので
サービス側が追いついていない可能性もありますが
利用頻度が高く、使用感に直結する部分なだけに早急な改善を望みます。

サービス側が追いついていない点としては他に対応コンテンツの少なさが問題点だと思います。
「アニメストア」だけ見てもスマートフォンやタブレットでは視聴できる作品であっても
かなりの数が「dstick」非対応として作品ページまでは行けるのに再生が出来ない状況になっており
製品の魅力が半減しているのは事実です。


ちなみにアニメストアでは「dstick」対応作品の一覧ページも公開しており
これから「dstick」を手に入れようとしている方や既に利用中の方はブックマークしておくと便利かもしれません。

dStick対応予定作品リスト


3サービス以外では「SmartPlay by TwonKy」という機能も利用できますが
これは同一ネットワーク上の写真などを表示できるメディアプレイヤー機能の他、
YouTubeも利用できるサービスとなっており、
名前からも分かるようにdocomoとTwonkyの共同開発機能です。

YouTube視聴機能では使いやすとは言えないものの
自分のGoogleYouTubeアカウントでログインしてプレイリストなども利用することが可能なので
最低限の機能は揃っています。

ちなみに「dstick」は公式ではウェブブラウジング機能は非対応となっていますが
このYouTube再生画面から共有ボタン→ツイッターと辿って行くと
ツイッターのヘルプページに移動できたりと他のウェブサイトも表示できるので
技術的にはブラウジング機能は実現可能と思われます。
URL入力が出来ないので大変ですが頑張ればツイートも可能かもしれません。



続く。